【名古屋リポートなう】愛知県陶磁美術館

愛知県陶磁美術館 入り口
愛知県陶磁美術展の入り口です。窯業の盛んな愛知県瀬戸市にある「やきもの」を中心とした美術館です。横の建物は美術館ではなく「知の拠点あいち」です。

こんにちは。Youtube版スリーミーで「遺影でイェーイ!!」という寒いギャグを2週連続に渡って披露した名古屋のりょうです。

この「名古屋リポートなう」のコーナーですが、MCの八木さんとミキサーの太っ腹たまのお陰で「腹黒りょうの名古屋リポートなう」という嫌な名前になりそうです。

今回は愛知県瀬戸市の愛知県陶磁美術館を紹介しました。美術館がある愛知県瀬戸市は日本最大級の窯業の産地です。昔は愛知県陶磁資料館という名前でしたが、2013年6月から愛知県陶磁美術館として生まれ変わりました。

2015年5月11日の放送当時は「輝きの静と動 ボヘミアングラス」という展覧会が開催されており、それを中心に美術館を紹介しました。

ボヘミアングラスとはボヘミア地方(現在のチェコ共和国、ドイツとポーランドの国境に近い地域)で作られたグラスを言います。宝石のようなカットと精密なエングレービングが特徴です。エングレービングとは、大小様々なサイズの銅板を回転させ、ガラスに模様や絵柄を彫る技法です。ビーカーや小瓶、皿、ゴブレットグラスといった日用品から純粋な芸術作品まで、15世紀から中世、近現代のボヘミアングラスが展示されています。

一見するときれいなガラス工芸品ですが、その背景には先人たちの知恵と試行錯誤、当時の技術力や政治といった歴史が隠されています。例えば、有色のガラスや透明度の高いガラスを作るには化学的な知識が必要です。それを実現するために試行錯誤を重ねた先人達の知恵がボヘミアングラスには詰まっています。東西冷戦のソ連共産主義体制の下でボヘミアングラスは大きな転換点を迎えました。作家たちは芸術性を追求し、個性的な作品だけではなく、政治的な主張が読み取れる作品を制作しました。現代になるとボヘミアングラスの後継者の育成にも力が注がれました。

本当はボヘミアングラスの写真を掲載してその魅力を伝えたかったのですが、美術館の方から許可がおりなかったため文章だけの説明です。ボヘミアングラスの美しさは実際に目で見ないと分からないからでしょう。

展示会は5月24日までです。陶磁美術館へのアクセスは、地下鉄東山線終点の「藤が丘駅」でリニモに乗り換え、リニモ「陶磁資料館南駅」から徒歩600mのところにあります。歩いて10分くらいです。

次回(2015年6月)は博物館明治村か名古屋のご当地アイドル特集のどちらにしようか検討中です。リクエストの多い方にしたいと思います。

【追記】2015年5月22日 次回は博物館明治村(愛知県犬山市)を取り上げます。名古屋のアイドル特集は7月に取り上げます。

 

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りょう(名古屋支局長)
福井県出身。 2013年7月からリポート企画「名古屋リポートなう」、2014年8月から番組ホームページの管理を務めた。 2017年3月を持って退任。 趣味はアニメ鑑賞とお絵描き。
りょう(名古屋支局長)

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