味噌と名古屋の食文化

名古屋めしといえば、味噌カツや味噌煮込みうどん、味噌土手煮など「味噌」を使用した料理が多いですね。また、「赤味噌」自体を連想する人もいるかと思います。まさに、名古屋の食文化と味噌には深い関連があるといえるでしょう。 というわけで、今回の名古屋リポートなうは、「味噌と名古屋の食文化」を紹介します。

名古屋の「味噌」の種類・特徴

名古屋で「赤味噌」と言いましても、「豆味噌」「八丁味噌」「赤だし」をひっくるめて言うことが多いです。

第一に、「豆味噌」とは、大豆と食塩・水だけを原料に、伝統的な技法で長期間熟成させて作られる味噌です。本来の「赤味噌」とは言えば、豆味噌を言います。 この豆味噌は他の米味噌や麦味噌などの他の味噌よりも旨味成分が多いので、煮込んでもあまり風味が失われないのが特徴です。 豆味噌は、味噌カツ・味噌おでん・味噌どて煮・味噌煮込みうどんなど愛知の食文化を支えてきました。

第二の「八丁味噌」も豆味噌の1種です。八丁味噌の「八丁」とは地名です。岡崎城の西の八丁村(現在の愛知県岡崎市八帖町)が由来です。八丁村で作られる豆味噌が八丁味噌なのです。 現在では、「カクキュー八丁味噌」と「まるや八丁味噌」の2醸造元でのみ作られた八丁味噌を言います。

引用:名古屋の食卓(1)赤味噌より
画像元:名古屋の食卓(1)赤味噌より

第三の「赤だし」は豆味噌に他の味噌(米みそ)をブレンドしたものです。

どんなものでも名古屋の味に?! つけてみそかけてみそ

この名前を初めて聞く人も多いのではないのでしょうか。「つけてみそかけてみそ」とは、愛知県清須市の食品メーカー「ナカモ」が1997年から発売している万能味噌だれです。

つけてみそかけてみそ
画像元:つけてみそかけてみそ5本入り 味噌のナカモ通販サイト 醸蔵より引用

販売元のナカモ株式会社のウェブサイトには、『じっくり寝かせたコクのある赤だしをベースに、上品な甘さに仕上げた味噌ダレ!名古屋名物、味噌カツ、みそ田楽、焼きナスにもこれをかけるだけでOK!(中略)どんなものでも名古屋の味に変えられる名古屋人なら知らない人はいない一品です。』と謳われています。また、パッケージを梱包する袋には、みそだれがかかった料理(カツレツ・焼きナス・豆腐・おでん)の写真がプリントされています。

実際にこの「つけてみそかけてみそ」を買ってきました。

口に入れて最初に感じたのは、味が思ったよりも「甘い」ことです。甘いと言いましても砂糖のような甘みではなく、味噌ならではの控えめな甘みです。そして、その甘味の後に味噌のコクが感じられます。こうして、味を思い出しながら記事を書いているだけでも「つけてみそかけてみそ」の甘みとコクのある味によだれが出そうになります。一度食べてみるとやみつきになる味です。

ちなみに、「味噌だれ」なのでお味噌汁には使えないようです。おでんやカツレツなどにかけて食べるようです。「つけてみそかけてみそ」を使った料理のレシピもインターネット上で多数公開されています。

まとめ

今回の名古屋リポートなうは、名古屋の「赤味噌」の種類・特徴と、名古屋の調味料「つけてみそかけてみそ」の紹介をレビューをお届けしました。

なお、「味噌と名古屋の食文化」のテーマはリスナーさんの新婚一号さんからのリクエストです。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

引用

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りょう(名古屋支局長)
福井県出身。 2013年7月からリポート企画「名古屋リポートなう」、2014年8月から番組ホームページの管理を務めた。 2017年3月を持って退任。 趣味はアニメ鑑賞とお絵描き。
りょう(名古屋支局長)

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